家を作るにあたってまず何を始めればいいのか。
懇意にしている建設会社や設計がいなければまず住宅展示場でしょう。
我が家はHOME'SやSUMOなんかの注文住宅相談に行きました。
住宅展示場ではホームメーカー(HM)しかいませんが地元の工務店や設計事務所も紹介してもらえます(但し紹介料を建設費に上乗せされる可能性があります)
土地がない人は不動産屋で土地探ししてからでももちろんかまいませんが、
建設会社から探した方がお得になることがあります。
構造はどうする?
一般の住宅ですと
2階建ての構造(坪単価、法定耐用年数、工期)
- 木造(60万円~70万円/坪、22年、3~4か月)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)(80万円~100万円/坪、47年、6ヶ月)
- 鉄骨造(70万円~100万円/坪、34年、4ヶ月)
なんかがあります、他にも軽量鉄骨造もありますが今は省きます。
ちなみにHMが坪単価35万と出している場合がありますがそのままでは絶対建ちません。
グレードを全く上げなくても敷地条件などで結局上記の金額に近くなります。
メーカーによって構造が違うのでそれも念頭に置いて住宅展示場で見るといいです。
どこに建てる?
大前提ですね、地元だったり会社から近かったり治安が良かったり選ぶ基準は人それぞれです。
駅近で狭い土地に住むのかバス使うけどバス停から近くて広い土地に住むのか。
通勤時間は距離に比例しない
直線距離が近ければ通勤時間が短いわけではありません。
乗換があったり各停しか止まらなかったり、電車に乗る時間は短いけど駅から遠かったり。
ドアtoドアで考えてみてください。
始発駅であれば座れますし始発駅から一駅遠くても自転車やバスを利用すれば始発駅を利用できるケースもあります。
土地探しは柔軟に対応することが大事だと思います。
ちなみに我が家は広さを取って駅からの距離をあきらめました。
同時に資金計画も立てなければなりません。
ここで建設会社を選ぶにあたって金額面で注意しておきたいことがあります。
グレードをどこに設定するか
設備や外壁ひとつとってもどのグレードを選ぶかで建築費は大きく変わります。
格安HM : 標準(最低グレード)+オプションでグレードアップ
中堅HM : 標準(中グレード)
上記のように同じ建物を建てるのに値段は変わらないということはよくあることなので、坪単価だけではなく最低でも設備・外壁・耐震・断熱材なんかは確認しておくといいですね。
それぞれのグレードをどこに設定するかは上を見ればきりがありません。
我が家はキッチンと床材(一部)のグレードを上げました。
以下は一例ですが参考に
- キッチン→アイランドキッチン+高グレード +100万
- ベランダの柵→木目調の持出タイプに +300万(ベランダ広いので)
- 外壁(サイディング)→最高グレード +300万
- 床材→中グレード +2万
- 洗面→高グレード +26万
- エコキュートに変更 +30万
外壁・エコキュートに関して言えばイニシャルコストはかかりますがランニングコストはいいので余裕があればグレードアップをお勧めします。
最初の資金計画の段階で上記を考慮に入れておくと後になって困りません。
構造も木造よりRC造の方が年単位の費用は安いのですが設備をやりかえたり老後は施設に入ったりする予定があったり自分のライフプランと相談して決定するといいです。
次回は安くてもこんな土地には要注意!編です。