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諸費用を甘く見るな!工事請負契約までの諸費用 注文住宅

最初に計画すべき条件と資金計画について。

展示場などに行く前に以下の点を決めておくとスムーズです。

 

決めておく条件

  • 土地の大体の場所
  • 何人で住んで何部屋必要か

   (LDK・洗面・風呂・トイレ(今は各階にあることが多い)・寝室・子供部屋・ウォークインクローゼット(WClo)・シュークローゼット(SClo)・サービスルーム・車庫・ランドリールーム・パントリーetc.)

  • 予算

 

最後の予算ですが大まかな内訳は以下になります。

 

  • 土地代
  • 建設費
  • 諸費用

 

この諸費用を甘く見ていると痛い目にあいます。

 

 

 

 

 

土地契約~工事請負契約までの諸費用の内訳

 

不動産屋から土地を購入する場合に必要な諸費用(2018年9月現在)

 

  • 不動産会社への仲介手数料(上限、物件価格の3%+6万円+消費税)

   建設会社紹介などの場合は半額などの割引もある、

   建設会社・不動産会社所有で仲介を挟まなければ0円。

   2000万円の土地なら70万8千円。

 

  • 土地の所有権の移転登記費用((司法書士報酬6万~10万円+消費税)+登録免許税+他実費)

   登録免許税:固定資産税評価額×税率1.5%(H31.4.1以降は2.0%)

   固定資産税評価額1500万円の土地なら15万円

   上記は売買の場合、贈与や相続はまた変わります

 

  • 抵当権の設定登記費用((司法書士報酬2万~4万円+消費税)+登録免許税)

   ローンを使う場合は必ず行います、登録免許税は1000円でした。

   抵当権に関してはローンをする銀行指定の司法書士になるかと思いますが、

   高いです。

   銀行からも高いから他のとこ探した方がいいと言われました。

   もちろん銀行指定の司法書士に所有権移転登記も一緒にお願いしてもいいんですが、

   司法書士を自分で探すか不動産会社に紹介してもらった方が安いです。

   2社にお願いすると重複してかかる費用もあるので差を比べて判断してください。

   ちなみに私は自分で所有権移転登記を行おうとしたら銀行からNGがでました。

 

  •  印紙代(土地とローンに必要)

   1000万円~5000万円まで

   不動産売買契約書:1万円

   金銭消費貸借契約書(ローン):2万円

 

  • 日割り税

   引渡日からその年の年末までの固定資産税や都市計画税を日割りで算出

   我が家は4か月で4万弱でした。

 

  • 印鑑証明、住民票、郵送料

   ローン申請や司法書士への依頼に必要な書類やその郵送費

 

楽天住宅ローン、フラット35の場合

  •  融資事務手数料(借入額×1.404%(税込))

   楽天銀行を返済口座にすると1.08%

 

  • つなぎローン 融資事務手数料(10万ちょい)

楽天銀行の場合ローン事務手数料などは本契約時(竣工時)に借入額から差し引かれます。

 

 

 

 

 工事請負契約に必要な諸費用(2018年9月現在)

  • 印紙代(土地とローンに必要)  

   1000万円~5000万円まで

   工事請負契約書:1万円

   ただし我が家の場合、建設会社と折半して5千円

   (建設会社側がコピーを保管)

 

 

ここまででとりあえず自己資金で用意しないといけない費用

 

我が家はつなぎローンを利用しましたがつなぎローンが支払われるのは土地支払日当日、なのでそれ以前の支払いは自己資金で賄わなくてはいけません。

 

  • 土地の手付金(50万円からが多いです)
  • 印紙代
  • 印鑑証明、住民票、郵送料

 

 

重要!領収書は取っておくこと!!

 

住宅ローン控除や住宅ローンに必要です、なくさず保管しておきましょう。