住宅ローンについて勘違いしていたことがありました。
審査が通った金額がそのまま借りれると思っていたのです。
住宅ローンで振り込まれるのは実費のみ!
住宅ローンで振り込まれる金額は実際にかかった金額か審査が通った額までです。
3000万円の審査に通ったからと言って2900万円で済んだ場合は2900万円までしか振り込まれません。
住宅ローンの資金使途
家を建てるにあたって住宅ローンの対象は限られています。
まずどこの銀行も以下の点は同じです。
- 住宅の新築・増築・購入資金
- 諸費用
銀行により住宅ローンに組込める諸費用が違います。
(218年9月現在、固定と変動で違いあり、詳しくは銀行で確認してください)
ネット銀行 つなぎローンの有無 |
住宅ローンに組込める諸費用 |
じぶん銀行 × |
印紙税、登記にかかる登録免許税・司法書士・土地家屋調査士の手数料、借入れる事務手数料、火災保険料、地震保険料、不動産仲介手数料、引っ越し費用 など |
住信SBIネット銀行 × |
インテリア購入資金(備え付けの家具、照明器具等)、 エクステリア購入資金(外構、植栽、門扉等)、 太陽光発電装置とその設置費用、ヒートポンプ給湯器とその設置費用、住宅用蓄熱電池とその設置費用、登記費用、登録免許税等税金、司法書士報酬、固定資産税・都市計画税、火災保険料、地震保険料、事務取扱手数料、収入印紙代など |
イオン銀行 〇 |
取扱手数料、火災保険料、登記費用、印紙代、不動産仲介手数料、修繕積立金、水道加入負担金、借換時に発生する諸費用 |
楽天銀行 〇 |
登記費用、楽天銀行の融資事務手数料、火災保険料、印紙代、不動産仲介手数料、修繕積立一時金、水道負担金、引越費用等の住宅取得に関する諸費用など |
大手銀行 つなぎローンの有無 |
住宅ローンに組込める諸費用 |
みずほ銀行 〇 |
火災保険料、保証会社手数料・保証料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、リフォーム費用、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金など |
三井住友銀行 〇 |
- |
三菱UFJ銀行 △(個別対応) |
借り替えに伴う諸費用(建築会社、不動産会社との提携ローン除く) |
ARUHI(フラット) 〇 |
融資事務手数料・不動産仲介手数料・印紙代・登記費用・火災保険料など |
だいたいの銀行は建物請負契約外の家具、家電、カーテン、照明、外構、解体、引越費用は組込めません。
銀行によっては建物請負契約書の中に解体、外構の項目があれば住宅ローンを使えるものもあります。
我が家が使っている楽天銀行では解体と外構の契約書があれば組込めるそうです、詳しくは銀行に確認するといいです。
※諸費用ローンを別に組むと住宅ローン減税の対象になりません。
我が家は当初建設会社紹介の解体業者を工事請負契約に組込んでいましたが高いので別に頼みました、その場合支払いは解体後に自己資金で賄う必要があります。
注文住宅にはつなぎローン必須!
注文住宅だと大きなお金を払うのが、
- 土地代金
- 着工金
- 中間金
- 竣工時に残りの残金
となります。
つなぎローンを利用しない場合は最後の竣工時にまとめて借り入れることになります。
ほとんどの人がつなぎローンを利用することになると思いますが上記の表のようにつなぎローンを行っていない銀行もあります。
つなぎローンはだいたい1年を限度とし金利も高いです、できるものなら自己資金で支払いたいものです。
着工金?契約金?
またもや失敗したこと。
楽天銀行住宅ローンでは土地代金、着工金、中間金のつなぎローンを取り扱っています。
ところが!
我が家が契約した建設会社では着工金ではなく 契約金、中間金、残金という契約になっていました。
何が違うのか、簡単に言うと。
- 契約金:建築確認申請の前
- 着工金:建築確認申請の後
楽天銀行の着工金融資には建築確認申請書の写しが必要でした、しかし用意ができないということで結局契約金は自己資金で賄うことになりました。
教訓:建設会社と銀行に契約金か着工金か確認すること!