店舗を持たないネット銀行は金利が安くお得に感じるかと思います。
今回はそんなネット銀行を利用した、土地代金のつなぎローンを利用するまでの体験談と注意点です。(楽天銀行、フラット35の場合)
必要書類は自分で用意する
やり取りはすべてメールか郵送になります、必要であれば電話での相談もできますが予約が必要な場合もあります。
必要書類一覧が送られてくるので、その書類を自分で用意しなくてはなりません。
不動産屋や売主が用意すべき書類は不動産屋を通して用意してもらうことになります。
(HMによってはHM側が仲介してくれることもあります)
書類に不備がある場合は郵送でやり取りするので対面銀行に比べて長い時間が必要となります。
書き損じなどは気を付ければ防げることですが自分ではどうしようもない遅れもありました。
ローン申請、どれくらいの期間がかかるの?
土地の契約から決済まではだいたい1~3か月です。
今回は古屋有のため解体や地盤調査は引渡後に行います、ネット銀行ということもあり契約から決済まで2か月の猶予がありました。
当然ですが事前審査までは契約前に済ませています。
銀行が提示する目安期間
赤字:申込者 青字:銀行
- 申込:8~11日が目安
(ウェブでの申込→事前審査→申込書類の発送→申込書類記入・返送→申込書類受領)
- 審査:7~14日が目安
(審査のみ)
- つなぎローン契約:20~30日が目安
(必要書類提出→契約書類の発送→契約書類記入・返送→意思確認→実行)
最短で35日、最長で55日ですね。
実際にかかった期間
- 申込:事前審査まで3日+申込書類受領まで4日=7日
- 審査:18日
- つなぎローン契約:36日
合計で61日かかりました。
もちろんこの期間は人によって変わります、事前審査に時間がかかったり書類の不備があった場合です。
実際何に時間がかかったの?
今回つなぎローンが利用できますよという許可が下りたのは決済日の当日朝です。
本当にギリギリでした、決済するまで生きた心地がしませんでしたね。
やり取りしていた楽天銀行の部署は福岡になりますが、あやうく不動産屋の担当者が関東から福岡まで書類を持参するところでした。
なぜそんなに時間がかかったのか、すべては書類の不備でした。
書き損じ
これは注意して見直せば防げるミスです、ちなみに我が家は会社名のふり仮名の濁点を書き忘れました。
不動産屋の指示ミス
不動産屋から振込書に書いてくれと言われた口座の会社名と仮名が相違していました。
人間のやることなのでミスはあります、その分も余裕を持った方がいいですね。
売主が用意する書類
印鑑証明など売主が用意する書類がなかなか、なっかなか用意されませんでした。
売主→不動産屋→銀行なので余計時間がかかりました。
相手が売り主なのでこちらも不動産屋も強く言えないんですよね。
建物代が0円であるという覚書
こちらは書類のやり取りをしている間に銀行から提示された必要書類です。
今回は築40年以上の古屋有の土地なので買主・売主共に建物代はないという共通認識でしたが銀行としてはその証明が必要になるそうです。
楽天銀行では決済の13営業日前までに契約書類が到着する必要があるのでその点も注意が必要です。
またつなぎローンも月の前半は決済できないといった制約がある銀行もあるので事前に決済日に関しても銀行に相談すると確実です。
売主はなるべく早く引き渡したいと考える人が多いですが何とか交渉して決済日をずらしてもらえるようにしましょう。
教訓:ネット銀行なら契約から決済までは3か月はほしい
教訓:自分ではどうしようもないことで時間を食うこともある
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