日当たり・眺望のいい2階リビング、UBの進化とともに2階に浴室を設置することも多くなってきました。
今回はそんな最上階に浴室を持ってくる場合の注意点と失敗談です。
北側斜線規制・高度地区による母屋下がり
簡単な北側斜線規制の説明
敷地の北側から一定の基準で高さ制限を受ける規制
第一種・第二種低層住居専用、第一種・第二種中高層住居専用地域が対象
隣地と高低差がある場合は緩和あり。
簡単な高度地区の説明
自治体が定める高さの規制、北側斜線規制が1:1.25に対して1:0.6が多い。
通常最高限度を定めるものがほとんどだが最低限度を定める規制もある。
高さ制限による母屋下がり
母屋下がり(もやさがり・おもやさがり)とは天井の高さが一部斜めになっている部分。
母屋下がりで大失敗!
我が家は高度地区に該当し斜線規制が1:0.6になっています。
そしてユニットバスが2階(最上階)の北側に位置しているため母屋下がりになっています。
ユニットバス自体は母屋下がりに対応しており増額にはなりますが別段珍しいことではありません。
母屋下がりだと浴室乾燥暖房機がつかない!?
寒がりな私は浴室には絶対浴室暖房乾燥機がほしいと思っていました、浴室内で洗濯物も干したいと思っていました。
当初選択していたのはPanasonicのユニットバス。
標準で付けられるフラットラインLED照明が気に入っていました。
しかし!
母屋下がりのPanasonicユニットバスには浴室暖房乾燥機もフラットラインLED照明もつかない可能性が出てきました!
それぞれの主張と選択肢
Panasonicの主張
- 浴室暖房乾燥機は浴槽上につくため母屋下がりではつけられない
- フラットラインLEDも母屋下がりユニットバスの構造上つけられない
- しかも母屋下がりだと洗濯物干しもつかないよ
建設会社の主張
- 浴室暖房乾燥機は後付けのものもあるが付けた場合はメーカー保証が付かない
- フラットラインLEDは現場合わせでつけられる可能性もある、その場合はメーカー保証もつかないし正直賭け
私の主張
- 浴室暖房乾燥機もフラットラインLEDもつけたいよぅ、うわぁぁんc(`Д´と⌒c)つ彡ヤダヤダ
選択肢
- メーカー保証はほしいから浴室暖房乾燥機もフラットラインLEDもあきらめる
- 浴室暖房乾燥機とメーカー保証はあきらめフラットラインLEDがつけられる賭けに出る
- 他のメーカー商品にする
浴室暖房乾燥器に関してはタカラスタンダードなら母屋下がりでも天井に付けられるそうです、しかしその場合も新たな問題が。
建設会社「天井付けの浴室暖房乾燥機つけたらユニットバスの天井高が1900を切ります。」
我が家の夫は180cm弱あります、そんな人が185cmの天井高UBに入るとこうなります。
まともにシャワーも浴びれない、
正直一番の問題なのでは?
仕方がないので2.のフラットラインLEDをつける賭けに出ました。
暖房に関しては電気ストーブを利用することにして、必要なら壁付けの暖房をつける予定です。
メーカー保証に関しては不安ではありますがしかたないですね。
ちなみに1階以外に在来工法の浴室を持ってくるのは水漏れの心配からお勧めしません、HMによっては断られることもあります。