電気設計の話ですが、我が家は夫に一任しています。
もうブレーカーは落とさせない
朝の忙しい時間、朝ご飯とお弁当作りをせっせとする中、
炊飯器と電子レンジとケトルを同時に使って、バチン!
よくある光景ですね。
そうならないために電気の設計を考えなくてはなりません。
契約している電気容量より多くの電気を使ってしまうとブレーカーが落ちるわけですが、それとは別に一つの回路でたくさんの電化製品が繋がれていることが原因でブレーカーが落ちることもあるんです。
電気容量と回路を決める
安全ブレーカーのスイッチ一つに対して1回路という考え方をします。
だいたい一つの回路で2000Wを超えるとブレーカーが落ちるので、1回路1600Wくらいで抑えて設計するといいそうです。
夫婦+子ども2人、30~40坪の一軒家では標準で22回路と言われています。
以下のサイト(panasonic)参照。
これとこのコンセントはこの回路、と設計するのですが基本的に以下の回路は単独回路です。
- エアコン×必要な部屋数
- IH
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 食洗機
- ユニットバス
- 洗濯乾燥器
- 外部電源
3LDKだとこれだけで11回路必要です。
同回路はまとめるのが基本なので、
部屋数、洗面、トイレ+廊下、リビング×2、キッチン×2、1階照明、2階照明、外構照明で10回路、合わせて21回路です。
余裕があればすべての電気機器(将来のも含め)の必要ワット数を調べて表にしてみるといいです。
エクセルをアップロードできればよかったのですがちょっと方法が難しいので画像ですいません、要望があればエクセルデータをアップロードしてみます。
機器に書いてあるワット数は最大値となるので実際は少ないことも多いです、上記表の同時使用率のことです。
最近は洗濯乾燥器やらキッチン家電やら電気を食う家電が増えてきて必要回路も増えています。
我が家は23回路必要になりました、オール電化だとさらに増えます。
回路数によって契約電気容量も変わっていきますのでそれも踏まえて設計していきましょう。
既存住宅でブレーカーが落ちるのを防ぐ方法
今いる家でブレーカーが落ちることを防ぎたいですよね。
まずは上記のようにどこのコンセントがどこの回路か調べます。
回路を調べる方法
まず一つは配線チェッカーを使う方法。
お値段3万円くらい。
はい、一回使えればいいものに出せる値段ではないですね。
タダで回路を調べる方法
2人で行います。
- コンセントの位置が記入された間取り図を用意します(手書きで十分です)。
- コンセントにライトやドライヤーをつなげてブレーカーをひとつづつ落としたりつけたりします。電源がつけばそのコンセントがその回路だとわかります。
- 間取り図に同じ回路のコンセントを同じ数字で書き込みます。
※PCやレコーダー、HDなどはバックアップをして念のため電源を落としてコンセントを抜いておいてください。データが破損する恐れがあります。
後は高ワット数の機器が偏って接続されないように模様替えをします。
これで安全ブレーカーが落ちることを防ぐことができます。
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それでもブレーカーが落ちる
気を付けていても家全体のアンペアブレーカーが落ちてしまうのであれば契約アンペアを見直すしかありません。
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