せっかくの2階リビング、リビングとバルコニーは段差なしにしたいですよね?
通常2階の掃き出し窓には段差がある
設計段階でなにも言わないと2階バルコニーの掃き出し窓には立上りがつきます。
これには理由があります。
住宅瑕疵担保履行法にバルコニー及び陸屋根の防水について、
床は1/50の勾配をつけることと、開口部の下端で120㎜の立ち上がりをつけること。
とあるからです。
我が家のバルコニーも設計から上がってきたときはそうなっていました。
この部分ですね。
フルフラットバルコニーにする方法
バルコニー床面を下げる
もっともきれいに仕上がるのはこの方法です。
デッキでバルコニー側の段差をなくします。
バルコニーの梁を下げるので、
一階の天井高は低くなります。
バルコニーが跳ねだしても低くなります。
費用
デッキの費用が必要です、DIYでも可能です。
室内の床を上げる
バルコニーの梁を下げるのも確認申請を通した後だと変更をかけるのが大変です、場合によっては変更申請費用や構造計算のやり直しなどかなりの増額になることもあり工期も伸びます。
また既存住宅のバルコニーをフルフラットにしたい場合などは、室内の床を上げるという手があります。
引用元:2世帯の温もりを育む、通り土間が心地よい距離感と、上質な寛ぎ | 注文住宅実例集| 注文住宅|エスバイエルの住まい
費用
デッキと上げ床の費用が必要です、DIYでも可能です。
デッキを後付する
床面の掃き出しの窓だけつけておき、バルコニーを後付する方法です。
ただしフルフラットにはなりません。
費用
本体工事ではなくエクステリア扱いになります。
最低限のバルコニーで30~50万円ほどでしょうか、加えてデッキや手すりを選ぶと費用が上がります。
我が家のバルコニー
我が家のバルコニーはこうなりました。
バルコニーの下がバイクガレージになっているため天井を下げても問題ありません。
かなり最初からフルフラットバルコニーになるよう打診していたのでかかった費用はデッキ代だけです。(バルコニー1坪まで標準のため増設分の費用は掛かっています)
フルフラットバルコニーは構造設計にかかわる部分ですので早めに設計担当に伝えましょう。
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