我が家はハイサッシにしなかった、というか後から気づいたのですが、他の方の窓サイズの参考になれば。
天井と同じ高さの窓
通常掃き出し窓の高さは2m~2.2mです。
2階に掃き出し窓を作る場合、何も言わないとバルコニーと段差ができることは以前の記事で書きました。
今度は窓の上部分の話です。
まずは下画像を見比べてください。
幅はどちらも1.8m、高さが2mと2.4mです。
窓が天井まであると外部との広がりがより感じられ開放感が格段にアップします。
以前は天井高までの窓は特注扱いになり非常に高価でしたが、最近は2.4mくらいまでは規格サイズになり安価に導入が可能となりました。
ex)三協アルミ 大開口ビューアート 幅1600の場合
高さ2m→2.4mにした差額は定価で11000円です。
ただビューアート自体が標準外になる可能性があります。
標準になりそうな窓だと2.3m程度かもしれません。
外の視線が気になるから掃き出し窓にしたくない、でも外部とのつながりは感じたいって時のポイント
- 軒を天井の高さに合わせ窓上を天井面にする
- デッキを床に合わせ窓下を床面にする
- 軒やデッキの色や模様、向きを室内とそろえる
- 軒の出やバルコニーを深くするとより広がりが感じられる
窓と構造
大開口の窓は憧れですよね、窓やサッシの断熱性がアップして以前に比べれば窓の大きさによる熱損失もだいぶ良くなりました。
しかし構造の問題で大開口には制限が付きます、特に壁で支える2×4構造やRCの壁構造は顕著です。
構造の点でいえば窓の高さはさして問題ではなく、横幅が重要になってきます。
大きな開口を設けたい場合は最初に設計に伝えましょう。
窓は変えずに背の高い開口を装いたい
諸々の事情で背の高い窓をあきらめた、既存の窓を髙く見せたい。
そんなときはカーテンを天井からつるすという方法もあります。
デメリット
- カーテンのつけ外しが大変
- カーテン自体の値段が上がる