現場見学です。
工程表とは
工程表とは工事を進めるスケジュール表です、こんなの。
引用元:住宅の工程表
通常工事が始まる前には渡されます。
現場を見学するにしても工程表がないと今何をしているのかわかりませんよね。
私「工程表ください。」
設計「お恥ずかしいですが工程表はありません。」
工程表がない・・・だと・・・?
木造の住宅は携わった経験はないのですが、他の工事で工程表がないというのはありえなかったので驚きを隠せませんでした。
どうやら監督1人、作業員(棟梁)1人なのでわざわざ工程表を作らなくても頭の中に入っている、ということらしいです。
google先生に聞いてみても工程表がない建設会社はあるそうです。
再三の工程表要請
だとしても、工事見学に行く参考にもなりますしあった方がいいのは明白。
作ってくださいと設計監理と現場管理に伝えました。
伝えてから10日、音沙汰なし。
見学の参考にしたいので、とりあえず今週の予定を教えてくださいとメール。
メールをしてから5日、音沙汰なし。
もう今週は終わります。
現場監督に至ってはメールを確認していないのではないかという疑問が浮かびます。
別件で設計からメールが来たので再度「明日現場は動いているか?」ときくと、
「サッシ搬入されているようなので取り付け作業をしているかと思います、お役にたてず申し訳ない」
とのこと。
もはや棟梁に直接聞いた方が早いのでは?
現場見学~筋かいと窓台作成~
上棟から1週間、1階の外壁下地と内部の筋かい、窓台を作成しています。
筋かいと間柱はこうなってます、筋かいではなく間柱の方を欠け込みます。
窓サッシを支えるための窓台(窓の下枠)、まぐさ(窓の上枠)。
サイディングの場合、外壁下地を貼ったら水きりシートを垂らします。
外壁下地と窓枠・水切シート取付が終わったらサッシを取り付け防水テープをサッシ上と両側に貼り付けます。
監理と管理
読み方は同じ「カンリ」ですが役割が違います。
工事監理
設計図通りに建てられているかチェックし建築主(施主)に報告する。
住宅では設計した建築士が担当する事が多い。
通称「さらかん」(部首が皿のため)
資格:建築士(木造2階建て以下かつ延床100㎡以下なら無資格者でも可)
工事管理
工程・材料・安全管理。大工や材料の手配、近隣対応など。
現場を管理し工事監理に報告する。
通称「たけかん」(部首が竹のため)
資格:建築施工管理技師(個人住宅なら必ずしも資格が必要ではない)