必要な収納スペースは家族構成、年齢によって違うかと思いますが、今回は大まかな指標について話していきたいと思います。
収納スぺースの決め方
一番いいのは将来性も考えつつ荷物の大きさや使い勝手を含め詳細に測って設計することです。
それはもう鍋の大きさや小物類まで測れば正確に過不足なく収納を設計することができますが、なかなかそこまではできないのが実情です(時間的にもめんどくささ的にも)。
せいぜい今いる家の収納スペースを大体測ってそれより大き目か小さ目かという程度でしょう。
そこで指標とするのが「収納率」です。
収納率とは
収納率とは住宅の面積に対する収納の割合です。
ニッチなどの小さな収納は含めずクローゼットや物置などを対象とします。
一般的に以下が標準となっています。
戸建て:12~15%
マンション:8~10%
もちろん1LDKに家族5人が住むなどは想定していません。
収納率は面積で計算しますが、収納の中には高さが低く容積が100%でないものなどのもあるので高さの割合をかけて減じたりします。
1.8mは1、腰高までやウォークインクローゼットは0.5、TVボードなどは0.3など。
結構適当です。
我が家の収納率
高さによる掛け率を考えても我が家の収納スペースは16㎡でした。
収納率は13%。
トイレ内・シンク下の収納は入れてません、ガレージにも多少置けたりデスクまわりにも収納を設けるので実際はもう少し高いかもしれませんが、まあ標準でしょう。
2階天井に開口部を設けて小屋裏収納にしてもよかったのですが、リビング天井がすっきりしないこと、耐震等級3なので柱梁筋かいが多いことにより小屋裏はそのままにしました。
収納が足りない場合の対処法
どうしたって足りなくなるのが収納ですが、収納が足りない場合の対処法です。
一番はものを減らすことですが。
- 天井部分を活用する
扉上などに突っ張り棒や棚をつけて収納にする方法です。
- 書籍を電子化する
どんどん増える書籍を何とかします、売り払って読みたいときにまた買うのが作者にとっては一番ですが、レンタルでもいいのではないでしょうか。
- 季節商品をレンタルにする
クリスマスツリー・飾り、結婚式用ドレス・バッグなどをレンタルで済まします。
IKEAのクリスマスツリーは購入した後指定期間に持っていったら1000円分のクーポンとして利用できます。毎年すぐに売り切れるので関心がある方は11月のうちから情報を確認してください。
- トランクルームを利用する
ゴルフバックや楽器などかさばるけどレンタルはちょっとという荷物はトランクルームを利用する手もあります。
- 外構に物置を置く
温度湿度に強いものは物置を利用する手もあります。
最近ではかっこいい物置も出てきましたね。