architecterの建物わっしょい

注文住宅の土地探し・設計&DIY・キャンプなど

火災保険になにつける? 注文住宅

 

引渡し日から適用される火災保険、ローンによっては最終金融資の〇日前までに契約というところもあります。直前になってあわてないように事前に見積もり・比較検討しましょう。でも私は正解がわかりません。

 

 

火災保険の種類

 

火災保険には大きく分けて10種類あります。

保険会社によってはそれぞれまとまっていて個別に選べない場合もあります。

土地条件によって比較的不要になる保険もあるので、ここでは私の独断と偏見で語っていきたいと思います。

 

火災

 絶対必要。

もらい火による火災でも法律により重過失がない場合失火元に賠償してもらうことはできません。自分の家が失火元になったとしても賠償の必要性はありませんが、ご近所付き合いを考えるとそうもいきません。保険会社によっては類焼損害補償特約、失火見舞金費用特約があるので要チェックです。

 

落雷

雷の被害が少ないところでは入らないんじゃないでしょうか。

火災と一緒になっている場合が多いです。

落雷による家電・電子機器の損傷も保証してくれます(データは不可)

 

破裂・爆発

ガス爆発など、我が家は不要と判断。

火災と一緒になっている場合が多いです。

 

風災、雹(ひょう)災、雪災

主に台風対策、強風によって飛んできたものでガラスが割れたり雪でカーポートがつぶれた場合も対象となります。

豪雪地域や台風の被害が多い地域には必要ですが、火災保険の中で支払い件数トップは風災、雹災、雪災がトップです(大地震の年を除く)、支払額も高いです。

それを鑑みると風災は付けておいた方がいいかもしれません。


水ぬれ

給排水設備の破損などによる漏水に適用されます、マンションなら上階からの漏水も対象です。(給排水設備自体の損害は後述の「破損・汚損等」が対象)

マンションや我が家のような2階に風呂やキッチンがある場合は必要に感じますが、新築住宅だと瑕疵担保があり雨漏りに対しては10年、給排水管は売主によりますが1~2年保証されます。

そう考えると瑕疵担保期間が終わってから入ってもいいかなぁと思います。

※瑕疵担保とは見た目じゃわからない欠陥にたいして売主が責任を負う事。


盗難

みたまま

 

水災

洪水や浸水が対象となります。

近くに河川があったり窪地などは水災の危険性があるので検討した方がいいと思いますが、高台やマンションの2階以上では不要でしょう。


破損・汚損、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など

こどもが誤ってTVをこわしたり壁に穴が開いたり車が飛び込んできた場合が対象となります。

 

騒擾(そうじょう)・集団行動等に伴う暴力行為

家の前で過激なデモがよく開催される地域では必要です。

 

地震

絶対必要、火災保険と違い火災保険金額(建物金額)の半分しか保証されないことがおおく、保証期間も5年が最長です。また地震保険単体では契約できない会社が多いです、なんででしょうね?

 

 

火災保険を比較する

 

火災保険も比較検討が必要です。

比較サイトはいくつかあります、ローンを組んだ銀行経由だと団体割引がきくケースもあるので確認してください。

 

 

比較サイトだと楽天損保が一番おすすめでした、楽天銀行だと楽天インシュアランス経由だと団体割引がきくのですが楽天損保は入ってませんでした、なぜ。

 

火災保険比較に必要な情報

 

耐震等級、構造種別によって保険料が安くなりますので、建設会社に確認しましょう。

 

耐震等級

耐震等級を証明するためには建設住宅性能評価書または設計住宅性能評価書 、フラット35の適合証明書 、長期優良住宅の「認定通知書」が必要となります。

これらは契約時に必要となります。

 

「耐震等級〇程度」は不可です、証明書を提出する必要があるからですが耐震等級を取得するためには構造計算が必要となるので火災保険が安くなる以上に費用がかかります。(通常の木造住宅には構造計算は必ずしも必要ではありません)

 

構造種別

火災保険における構造種別は木造だとT構造かH構造に分類されます。

 

確認申請書第四面【5.耐火建築物等】に下記画像の箇所にチェックがあればT構造になります、その他にチェックがある場合はH構造です。

 

 引用元:建物構造について - 住宅向け火災保険のことなら「教えて!火災保険」

 

火災保険契約に必要な書類

 

保険会社によって変わってくるかと思いますが、だいたいこれ用意しておけばいいです。

 

以下のいずれか

  1. 建物の登記簿謄本(全部事項証明書) 
  2. 確認済証、もしくは検査済証 
  3. 確認通知書

 

耐震等級・構造種別を証明する資料

以下のいずれか+技術的審査適合証

  1. 建設住宅性能評価書または設計住宅性能評価書 
  2. フラット35の適合証明書 
  3. 長期優良住宅の「認定通知書」

 

上記の書類コピーは他のローンや登記のやりとりにも必要になってきます、スキャナー・プリンターが家にあるなら事前にデータ化しておき、必要なときに印刷できるようにしておくと便利ですよ。

 

 

蛇足ですがこの正月に子供たちが次々とインフルエンザにかかりました。

おかげで外出することもできず家にこもりきり。

1人目は大晦日に発症したので休日診療所に行ったのですが、4日に二人目が発症した時は近くのクリニックが軒並み休みなのに平日扱いなので休日診療所もやっていないので大変でした。

正月明けの週末までの診療について見直してほしいものですね。 

 

architecter.hatenablog.com

architecter.hatenablog.com