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ウォークインクローゼットの設計手法 注文住宅

 

そういえば書いてませんでした。

 

 

WICの使い方と設計手法

 

ウォークインクローゼットはWICまたはWCLと表記します(WCloと書かれているのも見たことあります)。

最近では割とスタンダードになってきたWICですが、その使い方によって設計手法が変わってきます。

服をかけるには600mmの奥行きがあれば足ります。

 

WICに必要な横幅

最小のWIC幅

通常のクローゼットと同じように服をしまうだけ、着替えはWICの外で行う場合。

通路幅は横歩きで入れればいいので400mmもあればいいのですが、木造ピッチの場合だと1820mmが通常です。すると、

 

柱芯1820mm-(壁厚130mm+服の横幅600mm×2)=490mm

 

となり通常の1820mm幅のWICで十分となります。

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通路を確保

着替えはWICの外で行うけど通路の幅がほしい場合、通路幅として600mmあればいいので柱芯は、

 

壁厚130mm+服の横幅600mm×2+通路幅600mm=柱芯1930mm

 

となります。

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WIC内で着替え

人によって違うかと思いますが腕を水平に伸ばして肘から肘までの広さがあれば着替えられるでしょう。だいたい800mm~1000mmくらいでしょうか。

 

壁厚130mm+服の横幅600mm×2+通路幅900mm=柱芯2130mm

 

木造だと303mmピッチなので2120mmくらいになるかもしれません。

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我が家の場合

 

とはいえあまり広くするのもほかの部屋が狭くなるということで我が家のWICの横幅は1820mmですが、片方を250mmの棚にすることで840mmの通路幅を確保します。

 

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こちらのWICはパイプも棚もありません、DIYと既存の家具を置きます。

 

我ながらいい案だと思った既存家具の使い方がこちら。

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IKEAの収納ラックを二つ置き、その上に物干し竿を渡す方法。

たまたま引っ越しの際に物干し竿が余っており、乗っけたらずれることたわむこともなく丈夫でちょうどよかったのです。

ラックの上は板をのせてバッグも置けます、ラック下部分は引き出しになっています。

新居でもこの方法で行こうと思います。

 

ちなみに我が家が使用している収納ラックがこちら

 

 250mmのほうの収納棚はこちらを使ってDIYする予定です。

棚柱、ダボレール、ダボ柱、ガチャ柱、ガチャレールとも呼ばれます。

 

またDIYしたときに改めて詳細を書きますね。

 

architecter.hatenablog.com

 

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