architecterの建物わっしょい

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建築士になるには

 

番外編です。

家造りをしていくにあたって建築士さんのお世話になり興味も出てくるかと思います。

今回はそんな建築士になる方法をご紹介します。

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建築士の種類

 

大きく分けて3種類あります。

 

 

何が違うかっていうと設計できる建物が違います。

 

引用元:【建築士Q&A】仕事内容から県内の事情まで|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

 

そう、通常の木造2階建て100㎡以下の建物ならだれでも設計できるのです!!

ただ建築確認申請の際に建築士なら提出しなくていい書類が増えます。

 

そして建築士事務所にいる人が全員資格を持っているわけではありません、ほとんどの設計業務を無資格者が行い最後に建築士がチェックすることはよくありますし合法です。

 

1級建築士のほうが上位資格になりますが、業務できる内容が増えるだけで偉いわけではありませんし、大型のRCやS造しかやってない1級建築士より木造住宅を多く設計している2級建築士の方が木造住宅に精通しています。

 

建築士になるには

 

すべて資格試験に合格することが必要です。

試験は筆記試験と実技試験(図面)の二つがあります。

 

へー試しに受けてみよっかな、どうせなら1級を、と思っても誰でも受けれるわけではありません。

 

1級建築士の受験資格

引用元:受験資格 建築技術教育普及センターホームページ

 

ちょっとわかりにくいですが「建築系の学歴+実務経験」か「他の資格+実務経験」が必要です。

昔は10年の実務経験があれば受験できたはずですが、今では学歴か他の資格がなくてはなりません。

 

最短で6年必要です、建築系の学歴がない方は2級建築士建築設備士を先にとる必要があるので最短11年です。

 

2級建築士受験資格:建築実務経験のみなら7年以上

建築設備士受験資格:建築実務経験のみなら9年以上

 

1級建築士の合格率

 

受験資格も満たしたしさあ1級建築士をとろう!としてもその道は険しいです。

 

木造建築士の合格率:35%くらい

2級建築士の合格率:24%くらい

1級建築士の合格率:12%くらい

 

2級建築士の筆記試験合格点は60%くらいですが1級建築士の合格点は70%であることも合格率が低くなる理由でもあります。

4択問題なら適当にやれば25%は取れますからね。

 

そしてみんな苦戦する1級の製図試験は6時間30分ありますが、描ききれない人も多くいます(もちろん不合格)。

 

私の勉強方法

 

蛇足ですが私が独学で1級建築士に受かった時の勉強方法を書きます。

 

  • 問題集を買う
  • 1回目は普通に解く(ボロボロでも気にしない)
  • 2回目は間違えた問題をチェックする
  • 3回目で間違えた問題をノートに要点だけオレンジペンにして書く

   ↑で自分専用問題集が出来上がる。
   オレンジペンだと赤い下敷きで見えなくなる、赤ペンだと薄く見える

  • 自分専用問題集を解く
  • 合間に資格学校がやってる無料模試を受ける
  • 模試の問題もわからないところがあれば自分専用問題集に追記する
  • どうしても間違える問題を単語帳に書く
  • ひたすら覚える
  • もう一度自分専用問題集を解く、全問正解できるまで解く
  • 再度問題集、模試を解く

 

 

これでなんとか合格できました。

私は幼い子がいたので独学でしたが時間とお金がある方は資格学校へどうぞ。

試験は例年2割ほど新規の問題が出題されるため過去問だけ解いていても受かりません、予測問題も出す資格学校に行く価値はあります。

 

製図試験に関して、私はめちゃくちゃ図面を書くスピードが速いので参考になりません、しいていうなら細かいところを気にしないずぼらな性格が唯一功を奏しているということでしょうか。資格学校行ってください。