先日に引き続き登記の手続きを行います。
住宅家屋証明書
住宅家屋証明書とは一定の要件を満たす住宅が不動産登記を行う際に提出することで登録免許税を減税できる証明書です。
保存登記は4/1000→1.5/1000に、抵当権設定登記は4/1000→1/1000に。
どこで発行するの?
役所で発行しますが、新居を管轄する市区町村によって詳細な名称が異なります。
「市区町村名 住宅家屋証明書」でググってください。
建築指導課や建築局情報相談課、税制課などです。
必要書類
こちらも要件によって変わります、役所で確認してください。
住宅用家屋証明書は、各市区町村役所の建築課・市民税課・資産税課など(市区町村によって窓口が異なる)で取得することができる(手数料は1件につき1000円~1300円前後(市区町村によって異なる))。概ね、次のような書類の提出・提示が求められる。
- 住宅用家屋証明申請書・住宅用家屋証明書(市区町村のホームページから様式がダウンロードできることが多い。)
- 所有者の住民票の写し又は印鑑証明書
- 建築確認済証・(完了)検査済証((建築確認を要しない地域は工事請負書など))(新築・未使用の場合)
- 建物登記事項証明書((新築・未使用においては表題登記完了証+表題登記申請書が無い場合))(新築・未使用・既使用の場合)
- 表題登記完了証+表題登記申請書(表題登記の申請の際に窓口で言わないと受領証をもらえないらしい)(新築・未使用の場合)
- 家屋未使用証明書(未使用の場合)
- 売買契約書又は譲渡証明書(未使用・既使用の場合)
- 一級建築士、二級建築士又は木造建築士等による耐震基準適合証明書(既使用の場合)
- 一級建築士又は二級建築士等による耐火又は準耐火建築物該当証明書(他の図書から明らかでない場合)
- 入居予定申立書(未入居の場合)
ちなみに我が家が用意したのは
- 申請書(HPから印刷)
- 売買契約書(提示のみ)
- 建物登記簿謄本(提示のみ)
- 住民票(提示のみ、コピーでも可)
- 収入印紙1300円(その場で購入)
発行までどれくらいかかる?
通常その場でもらえます、部数が多い場合などは翌日になる可能性があります。
所有権保存登記申請
住宅家屋証明書を手に入れたら法務局で所有権保存登記を申請します。
表題登記(表示登記):どんな建物かの登録
所有権保存登記:誰の建物かの登録
抵当権設定登記:住宅ローンの担保についての登録
たいていの場合抵当権設定登記は銀行指定の司法書士が行います。
表題登記と保存登記は最終融資までに登記されていればいいのですが、なるべくはやく行いましょう。
我が家は表題登記申請から保存登記完了まで17日かかりました。
どこで発行するの?
管轄の法務局に提出します。
相談予約をしたほうがいいですが、表題登記に比べて簡単なので書類をそろえて相談ついでに提出もできます。
必要書類
- 申請書(法務局にあります、表題登記完了ついでにもらってきました)
- 住民票(原本還付のコピーと一緒に提示すればもどってきます)
- 住宅家屋証明書(原本還付のコピーと一緒に提示すればもどってきます)
- 登録免許税分の収入印紙(その場で購入)
くわしくは管轄の法務局HPを見てください。
住宅家屋証明書は抵当権登記でも使うので還付してもらった方がいいかも?
登録免許税はいくら?
申請書には課税価格と登録免許税を書くスペースがあります。
説明書はついてきますがよくわからない方向けに簡単に。
新築物件の場合は新築建物等課税標準価格認定基準表をみます。
「新築建物等課税標準価格認定基準表 新居の市区町村名」でググると出ます。
記載の金額 × 床面積(㎡) = 課税価格(1000円未満切り捨て)
課税価格 × 税率(住宅家屋証明書ある場合1.5/1000) = 登録免許税(100円未満切り捨て)
舞浜市で木造2階建て居宅122.1㎡、住宅家屋証明書ある場合は
87000円 × 122.1㎡ =10622700円 →10622000円(課税価格)
1061000円 × 1.5 / 1000 =15933円 →15900円(登録免許税)
となります、その分の現金を持っていきましょう。
発行までどれくらいかかる?
不備がなければ申請から1週間でできます。