光の館という宿泊施設をご存じでしょうか。
ジェームズ・タレルというアメリカ合衆国の現代美術家が作ったアートと建築が融合している建物です。
実は冬に宿泊したので春くらいに記事にしようかなと思っていたらコロナ自粛でとても記事にする雰囲気ではなかったので温めていたんです。(もとい放置していた)
GoToトラベルの対象かは定かではありませんがご紹介します。
引用元:光の館
どんなとこ?どこにあるの?料金は?
越後妻有地域のために「瞑想の館」をつくってほしいと依頼された泊まれるアート作品です。
コロナの前からものすごい人気で半年先まで予約が埋まっていた状態でした。
土曜日以外なら空いていそうです、1月くらいなら土曜日でも予約できそうですね(2020年8月の状況)
本来であれば何家族かが同時に泊まるように部屋が分かれていて1家族だけだと他の予約者と一緒に宿泊する形式でしたが、現在は1組貸し切りになっています。
場所
場所はここです。
上越新幹線で越後湯沢駅まで行きタクシーなどで15分ほどで到着します。
車の場合東京方面からだと関越自動車道 六日町ICから40分ほどで到着します。
私が行ったときは雪もさほどなく、ICを下りてからは比較的大通りが多く高低差もあまりないためスノータイヤでも十分問題ないと思いました。
料金
1組当たりの施設利用料+一人当たりの利用料+寝具レンタル料 です。
引用元:料金 - 光の館
一度にたくさんの人数で泊まったほうがお得ですね。
私は4家族で行きました。
食事
キッチンがあるので自分たちで調理可能です。
夕飯は仕出し弁当を注文することもできます、玄関まで持ってきてくれるので自分たちで配膳します。
私の時は19時位に来ました。
朝食は自炊か買ってきます。
周囲に店舗などはないので事前に買っていきましょう。
調味料もないです。
食器が豊富でキッチンには食洗機とIH、グリルがついていました。
もちろん片付けまでやります。
間取り
玄関は2階です、豪雪地帯なので床が上がっています。
1階には8畳の和室とトイレにお風呂があります。
2階には12.5畳のメインの和室とキッチン前に6畳の和室があります。
どこで寝てもいいです、廊下でもいいです、布団の上げ下ろしは自分たちで行います。
2階外周部には回廊が建物を一周してあり、子供たちはずっとここを走り回っていました。
一階の床は暖かかったです、床暖房でも入っているのかな?
一部Wi-Fi通ってます。
トイレは2か所あります、アメニティは一通りありますが歯ブラシとパジャマは持参します。
お風呂がすごい
引用元:空間紹介 - 光の館
光ファイバーによる照明がある湯舟に入ると体が光ります。
夜入るのもいいですが朝も素敵でしたよ。
風呂トイレの前の廊下天井に監視カメラ?みたいなのついていました。
光の館と呼ばれる所以
メインの部屋には天井に穴が開いています。
引用元:空間紹介 - 光の館
ここが開きます、ウィーーーン。
自動で開くスイッチがあり自分たちで操作します。
雨の日や雪の日には開けられません、宿泊前に万が一開けてしまって建物に損傷を加えた場合に賠償する旨の同意書を書きます。
この天井開口で空を切り取る”Outside In”がジェームズ・タレル氏の作品の特徴です。
朝夕は時間の経過とともに切り取られた空の色が変化していきます。
私が行ったときはあいにくの雨で夕方は開けられなかったのですが朝はすがすがしい青空を臨めました。
朝夕には照明によるイベント”光のプログラム”が開催されます。
長押付近の間接照明の色がゆっくりと移り変わっていく様を楽しめます。
ちなみにオレンジ色の光の下では顔色が悪くなり食事がおいしくなさそうに見えます。
冬の時期に行きましたが天井が開いていても暖かいくらい暖房の効きはよかったです。
ちなみに丘の中腹に立地しているので景色は抜群でした。
コロナの影響で細かいところは多少変更があるかもしれません。
以上光の館レポでした。
他の作品
日本では他でもジェームズ・タレル氏の作品を見ることができます。
などなど、気になる方はチェックしてみてください。