理想の我が家、家が建つ直前に家具を決めようと思っていませんか?
家に合わせて家具を買うのではなく家具に合わせて家を作る
横幅
日本の木造住宅は尺モジュールです。
3尺である910mmを基準に材料が作られています。
廊下や階段の幅は柱の間隔が910mmなので有効幅が780mmのところが多いです。
広げるとしたら1060mm、1137.5mmといった順番で広げることが一般的です。
当然家具も尺モジュールが多いです。
90cm、120cm、180cmのように30cm刻みで設計されています。
しかし輸入物の家具はメートルモジュールで作成されていることがあります。
入るだろうと思っていた家具が実際には入らないなんてことがないように、
設計段階でどこに何の家具を置くか決めておくことが大事だと思います。
我が家も欲しい家具が横幅2mのために専用の置き場を作りました、壁をへこませたので家具が飛び出すことなく圧迫感を感じさせません。
ちなみにテーブルなどは人体寸法を基に作られているので輸入家具でも120cm、150cm,180cmといったものが多いです。(一人当たり幅600mm)
ソファーなんかも似通った大きさですが、輸入製品は大きいソファもあるので事前に入るかどうか計算して設計を行いましょう。
3人掛けカウチソファの場合、日本規格だと横幅1.8mから大きくても2.5mくらいですが、我が家も購入したIKEAのソファなどは横幅2.8mあります。
私が欲しいザハ・ハディト氏がデザインしたMOON SYSTEMも横幅2.88mなので物理的には我が家に設置できるということです。
価格はうちのソファの15倍くらいしそうですけどね!
奥行き
寝室の本棚はコミックしか並べないので薄型の本棚を導入しました。
本棚は27cm~31cmくらいが多い中、我が家が選んだ本棚は奥行き25cmで、内寸奥行きは17cmです。A5判までなら入りますがB5判は入りません、風の谷のナウシカは入らないってことですね。
ただでさえ狭い寝室、しかも背の高い本棚は地震などで転倒して下敷きになる恐れがあるので薄型&ロータイプ&引き戸のものを探して、扉が干渉しないように本棚の厚み分だけ扉の位置を決定しました、ウォークインクローゼットの出入口も同様です。
本棚前にフラットドアストッパーがあり、本棚の高さが引手より低いため扉が本棚にあたることもありません。
いざ家具を購入する段階で欲しい家具が入らない!なんてことにならないように設計段階で大まかでもいいので家具を決めておきましょう。
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