スキップフロアとは中二階や中三階を設ける方法です。
スキップフロアの特徴
収納確保のために天井高1.4m以下の納戸を中二階などに作ることはありますが、今回はデザインとしてのスキップフロアを話していきます。
メリット
- 面白い空間になる、おしゃれ
- 視線が合わないのでゆったりと部屋を分けることができる
- 傾斜地に向いている
- 地域によっては階数や床面積が有利になる(地域によっては逆に不利になることも)
- 風通しがよくなる
デメリット
- 構造的に弱い
- 場合によっては構造計算が必要、耐震等級が取れない場合も
- 空調効率が悪い
- 階段も増え、手間もかかるためコストアップ
- 施工業者によっては断られることもある
- 遮音性が悪い
- notバリアフリー
- デザインとしてのスキップフロアには広さが必要
- ロボット掃除機が役に立たない
耐震等級の必要のない普通の2階建て住宅なら通常構造計算がいりません。
スキップフロアにするメリットはありますが費用が安くなることはなさそうです。
(天井高1.4m以下の納戸除く)
個人的には地味にロボット掃除機の問題が大きいかもしれない。
なんちゃってスキップフロア
階数を互い違いにすることなく一部分だけ段差をつけてなんちゃってスキップフロアにすることでも空間に変化をつけることは可能です。
引用元:建物の中央に設けたステップダウンリビング。床を一段下げたことで縦の広がりが強調されると同時に、段差で区分けされた空間が居心地の良さを感じさせ
和室の床面を上げて床下収納を作るのはよく見ますね。
特に和室は床に座ることを前提としているので天井が低くても気になりません。
今の家にスキップフロアを付ける方法
床組を組んで合板+床材を貼ればDIYでも出来なくはないですがこんなのも売ってます。
これなら収納も増やせますね、ユニット式なのでサイズや組合わせ次第で面白くなりそうです。
我が家がスキップフロアにしなかったわけ
スキップフロアは好きです、我が家もキッチン周りに段差をつけようとしたのは以前の記事でも書きました。
それでも我が家がスキップフロアを採用しなかった理由は三つです。
- スキップフロアが映えるのはすごく広い空間が必要
- 建設費が高くなる
- 酔っぱらった夫が転んで怪我をする
安全第一。