architecterの建物わっしょい

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ヤドカリはじめました 円形水槽レイアウト

 

夫は10年以上前からヤドカリを飼いたいと言っていました、観葉植物も枯らした実績があったので押しとどめていたのですが、ついにヤドカリを飼うことになりました。

 

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陸生のヤドカリは天然記念物

 

ヤドカリなんてそこら辺の海に拾いに行けばいいと思っていたのですが、どうやら陸生のヤドカリ、オカヤドカリは天然記念物に指定されているそうです。

天然記念物をペットにできるのかと思いますが、昭和45年に本州ではほとんど見かけなかったため天然記念物として指定されたものの、昭和47年沖縄が日本に返還された際にそこら中にオカヤドカリがいて専門の捕獲業者まであったため、一部地域の指定業者に限り捕獲が可能になったそうです。

なのでオカヤドカリを飼いたいならペットショップで買うしかないんですね。

(オカヤドカリの中でも種類があります)

 

寿命は10年くらい、本種の寿命は25-30年だそうで、長生きですね。

 

準備するもの

 

ヤドカリ

 

近所のペットショップでヤドカリ(小)3匹で500円でした、ハムスターよりずっと安い。

入荷時期は5月〜10月、飼うなら今です。

 

名前は夫と子供たちがそれぞれ名付けました、左からいぬ2世、ヤド助、りぼんちゃんです。

 

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楽天でも買えます。

 

水槽

 

水槽はヤドカリが土の中で脱皮をするため個体の3倍の深さが必要だそうです。

大きさは広ければ広いほどいいそうですが、30cmくらいあればいいそう。

4隅にシールがある水槽だと底を伝って脱走するので、そういう時は蓋がいります。

 

我が家が購入したのは流木の上に乗ったガラスプランター、ガラスが流木の形に変形しているので安定しています。

ガラス底面の幅は30cm、上部開口の幅は20cmです(商品によって誤差があります)。

 

我が家の水槽は円形ですがどうやったのかたまに脱走します、この前は脱走してシルバニアファミリーのおうちにいました。

ダイソーに売っていたディスプレイスタンドがシンデレラフィット、ちょうど台座の部分にドリルで空気穴を開けました。

 

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砂を入れすぎたのでもうちょっと減らせば蓋なくても脱走しないかな?

 

温湿度計・ヒーター

 

そこまでシビアな管理は必要としないのですが、ヤドカリに適した温度は25℃~30℃、20℃を下回るようならヒーターがいります。

まだまだ20度を下回る季節ではないので、我が家ではまだ買ってません、冬まで生きてたら買います。

電球タイプのものは乾燥しすぎるし暗い場所を好むのでヒータータイプがいいそうです。

湿度は60%以上、こちらは霧吹きしたり水置いておけば何とかなりそうです。

 

 

サンゴ砂がカルシウムの補給もできてきれいでおすすめです。

 

 

引っ越し先の貝殻

 

引っ越し先がないと死にます、選べるように一回り大きい貝をいくつか用意しておくといいそうです。

 

隠れられる場所

 

なんでもいいです、流木でもシェルターでも植物でも。

素焼きの鉢は脱皮後の水分を奪ってしまうので向いてないそう。

我が家では以前飼っていたとかげのシェルターを流用しています。

 

真水・海水

 

腹部が湿ってないと呼吸ができないので全身つかれるくらいの水入れを用意します、お皿でもなんでも。

カルキ抜きは水道水を1日放置すればできます、市販されているカルキ抜き剤は使用しないほうがいいそう。

 

海水はミネラル補給のため必要、常にいるわけではないのですが脱皮などのためには必要らしいです。

真水に混ぜるだけでつくれる人工海水もあります。(塩水は海水の代わりにはなりません)

 

エサ

 

海の掃除屋と呼ばれるヤドカリはなんでも食べます。

ヤドカリ用のエサも売っていますが野菜くずやパンご飯肉魚なんでも食べるので、においの強いものや刺激物以外ならエサはあまり気にしなくていいです。

同じものばかりだと食べなくなるので、いろいろあげたほうがいいそうです。

 

便利な飼育セットもあります。

 

飼育方法

 

毎日やること

・水とエサの取り換え

・霧吹き

・温度湿度チェック

 

2週間~1か月にやること

・表面の砂を洗う

 

気づいたらやること

・ふんの除去

・大きくなったら引っ越し先の貝殻の追加

 

 

ちなみに我が家の水槽内にあるラピュタのロボット兵はこちらです。

 

 

 

 

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