ガレージは車両を保管するだけでなくメンテナンスやDIY、倉庫代わりなどその用途は多岐にわたります。
車庫の内装制限
建築基準法施行令第129条第2項
前条第1項第二号に掲げる特殊建築物は、当該各用途に供する部分及びこれから地上に通ずる主たる通路の壁及び天井の室内に面する部分の仕上げを前項第二号に掲げる仕上げとしなければならない。
前条第1項第二号 自動車車庫又は自動車修理工場の用途に供する特殊建築物
前項第二号 準不燃材料 又は 準不燃材料に準ずるものとして国土交通大臣が定める方法により国土交通大臣が定める材料の組合せによつてしたもの
壁にかこまれた車庫として使用する限り内装制限を受けます。
中には倉庫として申請して車庫として使用するケースも見ますが違法ですし危険です。
準不燃材か不燃材を使用することになります、木造だと壁材を貼らないとかベニヤはアウトってことですね。
使い方によって内装材が変わる
インナーガレージは室内扱いになるので普通の部屋と同じ壁紙でも可能です。
しかしシャッターを開けっ放しにして作業する場合は雨に濡れてもいい内装でなくてはなりません。
水がかかる場合:外壁材
ガレージにエアコンを入れるケースは少ないかと思いますが、窓がない場合などは換気のためにもシャッターを開け放して作業するかと思います。
また寒冷地では冬場に外で洗車するのは困難です、屋内で洗車できたら天候や時間に左右されないので便利です。
そんな場合におすすめなのは外壁材を使うことです。
サイディングやガルバニウムなど外壁材を使用することで水がかかっても問題なく、排気ガスなどの汚れも落ちやすいです。
DIYで壁に棚を付けることも可能ですが穴をあけにくいのでドリルであけてからですかね、サイディングに釘打ってるところが柱なので狙いは付けやすいかと思います。
水がかからない場合
見た目がいまいちなら塗装や壁紙を貼ることもできます。
ただ自転車などをこすったりぶつけたりすると穴があくかも。
OSBは?我が家の選択
よくOSB張りのかっこいいガレージを見ます。
不燃材のOSBもでているので使用は可能です。
我が家もOSBにするつもりでしたが設計から
「今までOSBガレージをやったことがあるがにおいがきつく不評である、また昔は安かったが今ではそこまで安くもない」
とのことで断念、結局サイディングにしました。
選んだのはニチハの無垢板型枠RCウォール
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露出配管
夫の強い希望もあって露出配管とすることになりました。
露出配管とはこんなのです
その名の通り配管を露出する方法です、改築などで仕方なく行う事が多いのですが、インダストリアル感があるということでデザインとして取り入れる事例が増えています。
トグルスイッチ
これまた夫の強い希望でトグルスイッチにします。
こんなの
かっこいいなと思うのはだいたいToolBoxの商品です。
トグルスイッチが並んでるとかっこよく見えますね。
必要なのは照明と換気扇のスイッチの二つだけですが、夫は何の機能も付けなくてもいいからスイッチを並べたいと言っていました。