巾木の話です、床と壁の間にある気が付くとほこりがたまってるあれです。
巾木は必要
巾木(幅木 はばき)とは掃除機や足をぶつけることから壁を守ったり壁と床の隙間をふさぐ役割があります。
この隙間がないと地震で変形した時壁が割れず施工も楽になります。
なので巾木は必要なものなのです。
なくすことはできますがどのHMも工務店も嫌がるでしょう。
巾木の種類
巾木は大きく分けて出巾木(ではばき)、面巾木(めんはばき)、入巾木(いりはばき)にわけられます。
通常は出巾木です、なぜなら最も安く最も簡単だからです。
図で分かるように出巾木以外は壁のボードが2枚になっています。
1枚張りから2枚張りになると材料費も増えるし部屋もわずかながら狭くなります。
また出巾木は壁を貼ってからつけられるのに対して面巾木と入巾木は
壁→巾木→壁の順で施工しなくてはならず手間がかかります。
さらに面巾木と入巾木は小口が見えるのでその処理も必要になってきます、通常は壁紙がまかれますがはがれやすいです。
施工側は小口やきりっぱなしが見えるのを嫌がります。
面巾木、入巾木のメリット
- ほこりがたまらない
- かっこいい
面巾木、入巾木のデメリット
- 費用が掛かる
- 手間がかかる→工期が延びる
- 見た目が職人の腕による
- 壁紙がはがれやすい
我が家の選択
メリットに対してデメリットの方が大きいんです。
だから私は設計に言いました。
「入巾木にしてください!」
設計からは上記のデメリットを説明されしぶられました。
でもしかたない、かっこいいんだもの!!
L字のアルミアングルを用いた入巾木にするつもりでした。
これならボードが一枚でも可能です。
入巾木のお値段
玄関・廊下・LDKを入巾木にする追加料金が30万でした。
はい、入巾木やめました。
おもったより高いですね。
かっこいい出巾木
出巾木と言っても太さ、奥行、溝ありなし、色、材質で大きく印象が変わります。
新築で水かかり以外ならソフト巾木は美観上お勧めしません。
なんとかアルミ入巾木っぽいものを探して見つけたのがこれ。
サイズ H12×D16.9、価格は通常木巾木の2.3倍くらい。
ただこれもボード貼りの前に施工が必要で、白い壁に木目の床には白い木巾木より目立つようなのであきらめました。
後張りのものもありました、サイズ t2.5×15mm、価格は通常木巾木の1.1倍くらい。
ちなみにアルミ巾木にはDIYでもできるケーブル収納巾木もあります。
結局白くて細めの木巾木にしました。
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