初心に帰り注文住宅を建てるにあたって見過ごしやすいけどこれだけは最低限確認して!ということをまとめました。
土地
めぼしい土地をピックアップしたら
1.どんな土地か確認
地盤サポートマップと地域のハザードマップで「どんな地形か」「土砂災害・浸水危険地域かどうか」を確認しましょう。
他にも液状化や地盤の強さもわかります。
私なら土砂災害警戒地域と浸水するような土地は買いません。
つぎに「犯罪マップ ○○県」で検索、どこでどんな犯罪が起きているのかがわかります。
駅前など人が多いところでは当然犯罪件数も増えるのですが、同じ住宅街なのに犯罪件数が高いところはちょっと不安ですよね。ただこのマップも代表地点にポイントがされていることもあるので参考程度に見てみましょう。
3.隣地との高低差が1m以上あるか
法律で隣地と1~2m以上ある場合は擁壁の築造が必要です、許可された擁壁がないor擁壁の上にブロック3段以上乗ってる場合は擁壁をやり替える費用が発生します。その額は数百万円から1000万円を超えることも。
さらに殆どの地域でがけ条例というものがあり、隣地との高低差がある場合良好地盤であっても杭が必要になるかもしれません。
建設会社
価値観は人それぞれですが比較の方法を載せました。
建物
1.間取りは家具を先に決める
使いやすいと感じる間取りは千差万別、最近は脱衣室と洗面所を分けることも多くなりましたね。
絶対的にやってほしいのは家具を先に決めることです。
家に合わせて家具を買うのではなく家具に合わせて家を作ることができるのが注文住宅です。
絶対的にやめてほしいのは就寝スペースの隣に倒れるような背の高い家具を置かないことですね。
2.キッチンは使う人が使いやすく
幅2.8mのキッチンでは作業台はちょっと足りないと思います。
長身の方はキッチンの高さだけでなく吊戸棚やレンジフードの高さも考えなくてはいけません。
裏技ではありますがレンジフードは高さだけでなく位置によって頭が当たらなくすることもできます。
3.収納のスペースはこれくらい必要
あってよかった収納はずばりガレージ、土間収納です。
キャンプ用品やスノーボード、こどものストライダーや朝顔の鉢など部屋の中に入れにくい荷物や濡れたものを置いておけるスペースはあると便利です。
4.設備の盲点、どこにどんな電化製品がくるか決めておく
意外と知られていないのはエコキュートのお湯はキッチンの水道から出るお湯でも飲用に適していません。
またコンセントにはそれぞれ回路が振り分けられているため、一つの回路に集中して電気製品をつなげてしまうとブレーカーが落ちやすくなります。
5.費用、後戻りできない箇所はケチるな
手続き
1.登記を自分でやると15万円くらい浮く
登記は自分でできることもあります、総額で15万円くらい浮きます。
いまではオンライン登記ができるところもあるので「○○登記 ○○県 オンライン」で検索してみてください。
2.親から住宅取得援助を受ける場合はタイミングと建物名義に注意
※令和3年7月現在では記事中の非課税額が変わっています、この制度は2021年12月31日まで。
No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税|国税庁
いかがでしたでしょうか、個人的に見過ごしやすいんじゃないかなという点をまとめてみました。楽しい家づくりのちょっとした補完になれば幸いです。
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