今回は星のや富士の食事レポです。
選べる夕食4種類
夕食は以下から選べます。
ダイニングで頂く「季節の夕食」10,000円
森の中のクッキング「狩猟肉ディナー」15,000円
お部屋でゆっくり「グランピングカレー」2,400円
お部屋でゆっくり「山麓のしゃぶしゃぶ鍋」10,000円
価格はすべて税・サービス料別
奮発して狩猟肉ディナーを選びました。
ジビエを堪能「狩猟肉ディナー」
18:00夕食
ネタバレありです、コースの内容を知りたくない方はご注意ください。
フロントとダイニングがある建物の近くに、テントが張ってあるアウトドアダイニングがあります。
そこではグランピングマスターがワイルドなディナーを振る舞ってくれます。
他にお客さんもいなかったので写真パシャパシャ撮りました。
最初に手渡されるのはエプロン、グランピングらしく料理を体験しながら食事を楽しめます。
こちらが今日のメニューです、この時期は鹿と猪です。
説明がワイルド!
飲み物がアルコールとノンアルコールで選べます。
ノンアルコールも凝っています、リンゴジュースにタイムが入っていたり緑茶がほんのり甘くてすだちが浮かんでいたりと、他にはないメニューでした。
だいたいノンアルコールだとオレンジジュースなとですが、こだわったノンアルコールの、しかもコースだなんて本当に嬉しいです。夫婦で両方頼みました。
最初は 鹿肉のパテ、臭みもなく上に乗ってる、なんていうの?木の実、名前のわからない木の実が爽やかでよく合いました。
名前を教えてもらったけど忘れました。
次は猪肉と茸のつみれスープ。
グランピングマスター(以下GM)「ここからは調理のお手伝いをお願いします。」
夫「はい(調理のお手伝いはすべて夫)」
GM「ますフォアグラを油がわりに茸を痛めてください」
私「フォ、フォフォフォフォアグラを!?油がわりにとな!!??」
突き抜けていい香りがしました。
このとき出されたのが「甘酒の紅葉シロップ添え」。
これがまた仄かな甘味とコクに紅葉のシロップがアクセントになっていておいしかったです。
紅葉のシロップってなんやねん!って思いましたが味はメープルに近かったです、紅葉ですからね。
お次は猪・松茸・栗のリゾットです。
油を強いていないダッチオーブンで松茸に焦げ目をつけたら茸の出汁が効いているスープで煮詰めていきます。
栗もしゃくっとしていて猪肉のベーコンから出る旨味が食欲をそそります。
メインは猪肉のすき焼き
ワイルドなお味で、すき焼き=柔らかい肉というイメージの私には牛さんが恋しくなりました。
デザートは葡萄をはじめとしたフルーツ、シナモン、ローリエ、スターなんちゃらという香辛料を煮詰めてソースにしたものをバニラアイスにかけて頂きます。
このバニラアイスも濃厚でフルーティーなソースと相性抜群でした。
ここで嬉しいサプライズ、記念日+誕生日ということでデザートのプレゼントがありました。
富士山の形をしたビスキュイは星のや富士ならではですね。
奥にあるムースのせマカロンも絶品でした。
料理もドリンクも季節によって変わります。
違う季節にも食べてみたいコースでした。
諸注意
屋外の大自然を楽しみながらの夕食のため、森の隣人たちがテーブルや膝の上にやってくるので、さりげなく対処できる方におすすめです。
以前彼らについての記事を書きました。
意外かと思われますが外での彼らはそこまで憎んでいません、
膝の上に現れても「森へお帰り」ってやります。
室内に現れたら「虫・即・斬」です。
次回は朝食とおまけ編です。