どの外壁にするかによって建設費用は大きく変わっていきます。
外壁の種類と特徴は他のHPがしっかりまとめてるのでさらっとした内容と補足を書きます。
木造の住宅を対象にしているのでRC打ちはなしやALCは除きます。
外壁の種類
窯業(ようぎょう)系サイディング
非金属素材を窯で高温で焼き上げ板状にした素材。
メリット:種類が多い、安価なものもある、機能性が良い
デメリット:安価なものは安っぽい、目地が出る
価格:3,000~10,000円/㎡
備考:14mmまでは釘留工法ができるが15mm以上だと重いため金具留工法となり
㎡単価の差額以上に施工費がかかる。格安HMは14mmが標準。
グレードによってランニングコストが大きく異なる。
金属系サイディング
引用元:アイジー工業株式会社
メリット:軽量のため建物への負荷が少ない→リフォーム向き
窯業系に比べメンテが少なく済む、スタイリッシュ
デメリット:へこみ・傷がつく、さびる→海辺には向かない
価格:3,500~8,000円/㎡
無塗装サイディング+塗装
メリット:好きな色にできる、シーリングの上からも塗装するので保護される
デメリット:工期が延びる、費用が掛かる
価格:窯業系の1.2倍~、塗料の価格による
備考:塗り壁の場合職人の腕が顕著に出る。
モルタル+塗装
メリット:目地がない、曲線の外壁も対応できる、シーリングの補修いらず
デメリット:工期が長い、費用が掛かる、ひび割れる、職人の腕による
価格:窯業系の1.5倍~、塗料の価格による
備考:塗り壁の場合職人の腕が顕著に出る。
こんな外壁もあります
SOLID(kmew)
引用元:施工事例 | SOLIDO [ソリド] typeM_LAP typeM_FLAT | 屋根材・外壁材・雨といのケイミュー
引用元:納まり図 | SOLIDO [ソリド] typeM_LAP typeM_FLAT | 屋根材・外壁材・雨といのケイミュー
リサイクル窯業系サイディング、独特な色ムラがあり味がある。
希望小売価格は14mmの窯業系サイディングと同程度、釘留工法も可能。
残念ながら他の窯業系サイディングのような防汚性能はないようです。
CBウォール工法
屋根材を外壁として使用したもの。
費用はSOLIDよりかかる模様。
サイディングの目地をどうにかしたい!
窯業系、金属系に関わらずサイディングはだいたい3mの製品となっています。
そのため角の役物あたりと3m以上の壁にはかならず目地が出てきます、縦張りの場合は横に目地か水切りのラインが出ます。
気にならない人ならいいんですが私はこの目地がどうしても好きになれない。
デザインを重視するのなら断然モルタル+塗装をお勧めします。
かといってイニシャルコスト的にどうしてもサイディングしか選べないこともあるでしょう。
なるべく目立たせないには縦横で均一なラインが入っているデザインがおすすめです。
真四角なタイル調など
真っ白なサイディングとシーリングだとシーリングが先に黒ずんでくるので目立ちやすいかと思います。
読んでくれてありがとうござます!ぽちっとしていただけると今後の励みになります!!