実家では猫を飼っています、名前はジジ、黒猫です、壁紙で爪とぎをするのが大好きです。
この有様です、こいつがやりました。
猫ちゃんはかわいいので何をしても許されるのですが、このままにはしておけないので壁紙を張り替えることにしました。
壁の爪とぎ対策
爪とぎを置く
爪とぎを別に購入してそっちでやってくれるのなら苦労はしないのですが、買ったはいいものの全く爪をとがず人間をあざ笑うのはよくある話ですね。
やはり爪とぎしてほしくない壁はまずできないようにする必要があります。
1.パネル・タイル
ぜったいに爪を研げないのはつるつるしたパネルかタイルです。
レンガタイルなど貼るだけのものも売っているのでかんたんにDIYすることができます。
ちなみに爪とぎされた壁にタイルを貼った結果がこちらです。
「このようなもので猫ちゃんの爪とぎが防げると思うとは愚かなり」と思いながら爪とぎしたのかは定かではありませんが一部分ではあまり効果がなかったことが伺えます。
2.爪とぎ防止用シート
透明な爪とぎ防止用のシートが売っています。
透明なのですでにボロボロの壁紙というよりかは、事前にまたは壁紙を張り替えたあとに貼るようなものかと思います。
専用のものなのでおそらく爪とぎには効果があるかとは思いますが、インテリアとしてはやや実用的すぎると感じます。
3.カッティングシート
ツルツルとしたカッティングシートはリメイクシートや壁紙シールとも呼ばれ、壁紙だけでなく家具やキッチンのDIYにも使われる素材です。
プロも使用するサンゲツのリアテック、3Mのダイノックシートなどの粘着剤付化粧フィルムのようなものです。
専用のものではありませんが、爪が引っかからないので爪とぎをしなくなる可能性が高いです。
シートについてはこちら↓↓
今回は一番安価なカッティングシートを使用することにしました。
イメージ作り
今回は部屋の爪とぎされた腰下部分だけにアクセントとして貼ることにしました。
ただ商品画像だけではイメージが沸かないと思い何パターンか合成写真を作ってみました。
元画像
イメージ
使用したソフトは無料で使用できる画像編集ツール「Photopea」です。
フォトショップのような使用感に加え、オンライン上で使用できるのでソフトのダウンロードや会員登録などもありません、すごい。
時間をかければもっと違和感なく仕上げることもできると思います。
Photopea | Online Photo Editor
使用材料
我が家が採用したカッティングシートはこちらのEMG-07とトリム。
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カッティングシートだけだと縁が汚くなると思ってトリムも使うことにしました。
トリムはのり付きではないので壁紙用ののりも買いました。
ラキットヘラがあるときれいに貼れるので初めての方はキットがおすすめです。
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貼り方
まずボロボロになった壁紙を剥がします。
今回は腰までなので境目にカッターで切り込みを入れます。
次にカッティングシートを貼ります。
ボード下地に傷があると目立つので多分プロは下地の不陸をきれいにしてから施工するんだと思います。
カッティングシートだけ貼った後がこちらです。
トリムにのりをつけて10分ほどなじませます。
後は境目を隠すように貼るだけ。
窓際は出窓に乗ってもっと上の方までやられていたのでタイルで隠します。
完成!
部屋全体だったので5~6時間かかりました。
報酬はたまたま北海道の親戚から送られてきた牡蠣と帆立です、ヒャッホォォォォウ!!!!
それを殻ごと炙って醤油を垂らします、牡蠣はレモン。
今のところ効果を発揮して爪とぎはされていないようです。
代わりに買った爪とぎでしてくれるといいのですが。
猫ちゃんの爪とぎにお困りの方は試してみてはいかがでしょうか。(絶対爪とぎされないわけではありません)